こんにちはタカハです。
先日、下記のツイートをしました。
1年ぶりにメンクリに行って分かったこと
・waisではADHDの判断はできない
・CAARSでADHDと判断した
・CAARSは主観的な情報だからADHDと断言できない
・客観的にADHDと判断する方法はない
・waisの結果からASDの傾向が強い誤認識が多かった🤔
そして本当にADHDかわからなくなってきた。#ADHD— タカハ@自分=ADHD×〇〇 (@TaKaHa_ADHD) July 7, 2020
・waisではADHDの判断はできない
・CAARSでADHDと判断した
・CAARSは主観的な情報だからADHDと断言できない
・客観的にADHDと判断する方法はない
・waisの結果からASDの傾向が強い誤認識が多かった🤔
そして本当にADHDかわからなくなってきた。
ツイートの通り、1年振りにメンタルクリニックに行きました。
そして、衝撃的なことを知ったので今回はそれを記事にしてます。
私は今回の内容で、自分がADHDか不安になってきました。
そのため、タイトルに【閲覧注意】といれています。
また、今回の内容は私を診ていた先生の発言がインプットのため、病院によっては異なる診断方法もあるかもしれないです。
目次
WAISではADHDとはわからない!?
衝撃的な情報です。主治医の先生に「WAISではADHDとは判断できない」と断言されました。
WAISとは
※WAISをご存知の方はこの章を飛ばしてください。
ウェクスラー成人知能検査(ウェクスラーせいじんちのうけんさ、Wechsler Adult Intelligence Scale、略称WAIS、ウェイス)は、16歳以上の成人用に標準化された、ウェクスラー・ベルビュー知能検査(1939年)の改訂版として、1955年2月に出版された、知能(IQ)を測るための一般的な検査である。
知能は、目的を持って行動し、合理的に考え、効率的に環境と接する個人の総体的能力として定義されている
上記の通りWAISは"知能(IQ)を測るための一般的な検査"です。
基本的に主治医の先生ではなく、臨床心理士の方に検査してもらいます。
発達障害の診断をする際にも利用する検査で、Twitterを見ると受けている方が非常に多いですね。
私が受けたWAIS-Ⅲで分かるのは、言語性IQと動作性IQです。
さらに、下位項目として下記の内容も測っています。
- 言語理解
- 知覚統合
- 作動記憶
- 処理速度
しかし、下位項目の結果は教えないのがWAISの基本方針だそうです。
Twitterを見ると「処理速度凸だった」「言語理解凹です」などをよく見かけるので、メンクリによっては教えてもらえるみたいですね。
私は教えてもらえませんでした。(うらやましい。。私も自分の凹凸を語りたい。。。)
ちなみに、私は言語性IQも動作性IQも100(平均値)ぐらいでした。
結果をメモした紙をなくしてしまったので、詳しい結果は覚えていません。笑
臨床心理士の方いわく、私は下位項目で偏りが大きいらしいです。(なら尚更下位項目の結果を教えてほしい。。)
WAISではADHDと判断できないのか
先生はWAISではADHDとは判断できないと言っていましが、本当でしょうか。
前述したようにTwitterでは、ADHDの方でWAISを受けている方は非常に多いです。
そこで、私は下記のツイートをしました。
以前メンクリの先生がwaisではADHDの判断はできないと言っていました。
そこで、皆さんがwaisを受けることになった経緯を教えてほしいです!私の場合、ネット経由でwaisの存在を知り、自ら先生に受けたいと申し出ました。ADHDの診断で先生から検査勧める場合もあるのでしょうか🤔
#ADHD
#拡散希望— タカハ@バリバリ働いて惚気るADHD (@TaKaHa_ADHD)
沢山のリプやRTをしていただいたので、参考になる情報が沢山手に入りました。
(協力してくださった方ありがとうございます。。タカハは犬のように喜んでいます。)
皆さんから頂いた情報を見ていくと、ストレスなどの精神障害or何らかの発達障害の疑いからWAISを受ける人が多いようです。
「この患者はADHDではないだろうか。。よしWAISを受けさせよう!」ではないみたいです!
私の場合、「ADHDの存在を知る」→「WAISの存在をする」→「WAISでADHDと分かるのか!と誤認識する」→「メンクリに行き、WAISを受けたいと自ら言う」っといった流れのため、WAIS=ADHDの診断と認識していました。
ただ、WAISを受ける価値はありました!
WAISの結果から、私はASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)という別の発達障害の傾向が強いことがわかりました。
ADHDと併発しやすい障害のようですが、ASDの存在は知りませんでした。
そのため、WAISを受けなければ私はASDに気づくのが遅れるかもしれませんでした。。
(一年前にASDも診断してたらしいですが、今回のメンクリで知りました!本当に言っていたのかな。。笑)
WAIS=ADHDの診断ではないことがわかりましたが、それでは何を基に私はADHDと診断されたのでしょうか。
それについては、次の章で説明していきます。
ADHDの診断はCAARS【ADHDと判断したのは○○○でした】
私の場合、CAARSという評価テストの結果を基にADHDと診断されました。
CAARSとは質問にどれほど当てはまるかを、チェックしていくものです。
例Q:怒りっぽい
A:とても当てはまる 〜 当てはまらない
上記の例のように、CAARSはセルフチェックです。
つまり、私をADHDと判断したのは"私自身"でした。
そして、CAARSを受けたとき「自分はADHD」だと思い込んでいたため、無意識にADHDに寄せて回答をしていました。
ここで、私は本当にADHDだろうかと不安になりました。
CAARSの結果だけでなく、問診の結果も参考にするそうです。
ADHDは先天的な障害と言われているので、子供のころからADHDの傾向があったかの確認ですね。
しかし、これも私自身の記憶なので主観的な情報です。私がいくらでも調整できてしまいます。
(自分の記憶って盛ってしまいがちですし。。)
怖いのは、「ADHDと判断したけど、別の障害でした!」です。
精神障害でも、ADHDと似た症状が出るようです。また、私のようにASDが併発している可能性もあります。
原因を誤認していると、意味のない薬を飲み続けることになります。
私のようにADHDと思い込んで、診てもらうのは危ないです。
また、「ADHDかどうかは、はっきりとわからないのか。。」っと思うかもしれないですが、
それでもメンクリには行くべきです。
大事なのはADHDかどうかではなく、生きていて辛いか。だからです。
ADHDでなくても別の障害である可能性はあるし、精神的な障害の場合もあります。
そういった判断は、先生に診てもらうのが一番です。そして、改善にも近づきます。
障害者手帳の取得すれば、金銭面での援助も豊富です。
そのため、悩んでいる方はまずメンクリに行くことをお勧めします。
私もセカンドオピニオンで、改めて発達障害の確認をしたいと思っています。
(自己理解が主な目的になりますが。笑)
まとめ
最後まで読んで頂いてありがとうございます。今回の記事の要約をすると。
- ADHDの判断はCAARS
- ADHDと判断したのは、私自身の主観的な情報が多い
- 生きるのが辛いなら、メンクリに行くべき
ちなみに、1年振りにメンクリに行ったきっかけはある本を読んだことです。
その本を紹介した記事もあるので是非読んでみてください。
(診断の質を上げてくれた本でもあります。)